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DX不動産推進協会 第11回勉強会レポート

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実証実験

2024.07.03

DX不動産推進協会 第11回勉強会レポート

今回の勉強会では、国土交通省不動産・建設経済局不動産市場整備課課長の二井俊充様をお招きし、「不動産IDに関する最新の動向とインパクト不動産について」をテーマにご講演をいただきました。

不動産IDの普及は、不動産売買の現場をはじめ、不動産に関するあらゆる場面で必要な情報を瞬時に収集できるようになるなどのメリットがあります。
二井課長は、この不動産IDの実証実験において明らかになった課題解決のため、日本郵便のデータと連携・活用することに言及。今後はデータの正確性の向上、リアルタイム性の確保などを目指すとのことです。

加えて「社会的インパクト不動産」の概念が世の中にまだ根付いていないことにも触れ、「地域に対して役立つ不動産を目指すことが、不動産価値、企業価値として戻ってくると考えていただければ」とコメント。企業が中長期にわたる適切なマネジメントを通じて社会課題に取り組むことで社会にインパクトを創出、その行動が不動産価値の向上、ひいては企業の持続的成長という好循環を作り出すものであると解説いただきました。

※会員の皆様には本講演のアーカイブ動画と資料を公開させていただきます。